市川猿之助の父親は市川段四郎で母親は延子！両親の出会いや馴れ初めも調査！

歌舞伎役者の四代目市川猿之助さん。

大河ドラマ「風林火山」「龍馬伝」「鎌倉殿の13人」といったTVドラマにも出演し活躍しています。

今回は市川猿之助さんの家族についての紹介です。

市川猿之助の父親は市川段四郎！

市川猿之助さんのお父さんは、四代目市川段四郎さんです。

三代目市川段四郎さんの次男として生まれた四代目の市川段四郎さん。

1957年に歌舞伎座「熊野」の女童で初代市川亀次郎を名乗り、11歳で初舞台を経験。

その後四代目市川團子、四代目市川段四郎を襲名していきました。

祖父が亡くなりましたのは昭和38年6月、父は同じ年の11月に亡くなりまして、当時私はまだ17歳で、非常に心細い思いをいたしました

引用:歌舞伎美人

若くして祖父と父を相次いで亡くした市川段四郎さんは苦難にもめげず、歌舞伎の世界で活躍を続けていきました。

2016年11月には旭日双光章を受章されています。

歌舞伎以外では、1973年から1974年放送の「ご存じ遠山の金さん」で、主人公、遠山金四郎役を演じています。

大河ドラマ「風林火山」では息子との共演もありましたよ。

兄と共に活躍

古劇の復活やスーパー歌舞伎の創造など、精力的に活動を行った「歌舞伎界の異端児」市川猿翁さん(三代目市川猿之助)。

そんな市川猿翁さんを兄に持つ市川段四郎さん。

市川段四郎さんもお兄さんとともに一座を組み、副将としてお兄さんの舞台を助けました。

また、市川一門の高弟として市川宗家の舞台では要の役どころを務める機会も多かったですよ。

骨太の芸で荒事や丸本物の敵役などを得意としました。

「亀治郎」の名に見られた親子の絆

初代亀次郎の名で初舞台を経験した市川段四郎さん。

ですが、それから6年後に四代目市川團子の名を襲名しており本人は、

と語っています。

その後、亀次郎の名は息子が1983年に二代目として襲名、その名で初舞台を経験しました。

以降、2012年に四代目市川猿之助を襲名するまで、長きにわたって市川亀治郎の名で活躍を続けましたよ。

息子が猿之助を襲名すると聞き、僕では大きく出来なかった名前を二代目亀治郎を名乗る息子が大きくしてくれたのにと、何か寂しい思いもいたしました

引用:歌舞伎美人

そのため、息子の四代目市川猿之助襲名の際は、

と寂しい思いもあったそう。

市川猿之助さんにとっても、長年名乗った亀次郎の名は愛着の深い物。

一方で、猿之助の名も神様にも等しい憧れの名前でした。

伯父の希望を継ぐ事が恩返しにもつながるのではという思いから襲名を決意するに至りました

引用:歌舞伎美人

最終的に、市川段四郎さんは

とコメント。

市川猿之助さんも「伯父の希望を継ぐことが恩返しにもつながる」と、襲名を決意しています。

市川猿之助の母親は延子！

こちらの画像は市川猿之助さんと両親のスリーショットとされています。

こちらの女性が市川猿之助さんのお母さん、友禅図案家・加藤庸三さんの長女である延子さんです。

友禅図案家とは、京都にある京友禅で着物などの伝統工芸品を手掛ける由緒ある家系。

そんな家の娘ということもあり、日本舞踊緒嗜まれていたそうですよ。

両親の出会いや馴れ初めは

二人の馴れ初めなどの詳細な情報はありませんでした。

結婚年も不明ですが、市川猿之助さんは1975年11月26日に生まれているので、

ということになります。

延子さんは、市川段四郎さんとの結婚の際に市川段四郎さんの兄、二代目市川猿翁さんから

と頼まれたのだとか。

その思い通りに夫を約50年に渡って支えてきた延子さん。

長い時を、夫婦支え合って生きて来られたのでしょうね。

市川猿之助に兄弟はいる？

市川段四郎さんと延子さんの間に生まれたお子さんは一人だけ。

市川猿之助さんには兄弟はいません。

ちなみに、市川段四郎さんには市川猿翁さん、更に市川靖子さんと、兄、姉が一人ずついます。

香川照之さんは市川猿翁さんの息子であり、市川猿之助さんにとっては甥にあたりますよ。

まとめ

今回は市川猿之助さんの両親についての紹介でした。

市川段四郎さんと妻、延子さんは2023年5月18日、共にこの世を去られています。

お二方のご冥福をお祈りいたします。